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移住体験談

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近所付き合いが多く、地域みんなで子育てできるのが魅力

移住のきっかけを教えてください。

  • 大手建設会社での勤務後、岐阜県内の木工職人養成塾で家具作りを学び、アイルランドで曲線を生かした家具作りを3年間学びました。
  • 帰国後、木工職人として独立を考えた際に、支援制度を調べる中、地域おこし協力隊制度を知り、吉野杉が身近にある川上村が地域おこし協力隊を募集していることを知り応募したことがきっかけです。

仕事(探し)について教えてください。

  • 大学で建築を学び、大手建設会社での勤務していましたが、自分でデザインして、自分で作って、自分で販売するところまで行いたかったので、一からすべてを自分で作ることができる木工家具作りを開始。
  • 2016年に地域おこし協力隊となり、任期中に「Studio Jig」を開業。

住まい(探し)はどうされましたか。

役場に紹介してもらって住宅を決定。3か月かけ自分で改修しました。

川上村のお気に入り・楽しみポイント(生活面、子育て環境)を教えてください。

蜻蛉の滝があるあきつの小野運動公園がお気に入りで、家族でお弁当を持ってよく行きます。自然が近くにあり、気軽に行けるのが川上村のよいところです。

見知らぬ土地で暮らすことについて不安はありましたか?

海外に住んでいた経験があり、海外に比べると、日本語は通じるし、インターネット通販等も日本の方が便利で、川上村で住むことに不安はありませんでした。

移住してきてよかったことを教えてください。

近所付き合いが多く、地域みんなで子育てしているところです。娘は、保育園帰りに自宅ではなく、近所の人の家に直行しています。地域との付き合いが煩わしい人は、川上村での生活は難しいと思います。

移住してきて残念だったこと(移住前のイメージとの違い)はありますか?

湿度が高いこと。湿度が高いことは木を育てるには適していますが、湿度が低い場所で使用する場合は、木がわずかに収縮するので、それを見越して家具を作る必要があります。

これからどうしていきたと思われますか?

  • 受注が多く、新作を作る時間を取れないが、新作を作っていきたいと思います。
  • 吉野杉は、曲げる木としては相性が良い。木工を通じて、吉野林業の良さをもっと発信していきたいと思っています。
  • 永住する気があるの?と聞かれることが多いですが、永住を決心して移住するものではないと思っています。どんな人も、仕事や家庭環境等の変化があり、変化にあわせて柔軟に生活していきたいと思います。

移住希望者へのアドバイスをお願いします

  • 事前に現地に何度か実際に訪れてみたり、試しに住んだりして合う合わないを感じた方がよいと思います。
  • 自分がなぜ移住したいのかを事前に十分考えたほうがよいです。人によって仕事は異なると思いますが、そこでしかできない仕事をしてほしいと思います。
  • 川上村は、土地は少ないが木工作家には環境が良いところです。
  • 広いスペースを要しないパソコンだけでできる仕事や、クリエイターにも適しているのではないでしょうか。